宝塚星組「夜明けの光芒」観劇感想

宝塚星組 ありちゃんこと、暁千星さん主演の「夜明けの光芒」をブリリアホールにて観劇したので、感想を綴ります。

ありちゃん推しとしては、ありちゃんをたっぷり堪能できて、大満足♡

RRRでは、真琴さんとW主演を果たした星組二番手のありちゃん。今回もさすがでした。

ありちゃんから放たれるキラキラオーラ。

紙吹雪とスモークの中で、白いお衣装を着て、まるで白鳥のような美しい舞い。

娘役さんを愛おしそうに見つめる表現力。

心情の変化が難しいであろうピップ役を見事に演じられていました。

私は二階席の後方からの観覧だったのですが、二度の客席降り、私もありちゃんの風を感じたかった…!

いい匂いがしたー!と書いてる方もいて、本当に羨ましいです!

(ここからは、少し批判的な内容となりますっ)

ここからは、ちょっぴり辛口な感想を。

ストーリーが、結構わかりづらかったように思います。

第二幕で、一気に伏線回収があり、全ての点と点が繋がるという構成なので、しょうがないとは思うのですが、いくつか感じた違和感を記載したいと思います。(あくまで素人個人の感想です)

違和感1:ピップの夢に出てくる”闇”のピップ、と、実在する敵役ドラムルを、全く同じキャラで演じており、混乱

かのんちゃんを、二番手にするために、強引に二役を演じさせたことで、一番の混乱を生んだように思います。(今、どっち!?となって、話に集中できない)

かのんちゃんの演技については、素晴らしかったと思います^^

違和感2:ピップとジョーの年齢差(20歳離れたピップの姉の夫がジョーが、いまいち、何歳ともとれない演出だった)

ピップとジョーの年齢関係がよくわからず、いまいち関係性が掴めませんでした。(ハーバートのように同世代の親友として描いているのか、親子のような包み込む関係性なのか)

ただ、ここに関しては、みきちぐ組長さんを、RRRや1789やディミトリの時のように、おじいちゃんに脳内変換してしまっていた部分もあります。

何も知らずに見たら、見たままの年齢なのかな?とも思います。

違和感3:幼少期〜青年期(ロンドンに行く前まで)のピップが綺麗だった

原作では、もっと姉さんにビクついて、頼りなくて、汚れていて、頼りない少年のイメージでした。原作(日本語訳)を読んだ上での感想です。

宝塚版は、ひよりちゃんが可愛くて、ハツラツとしすぎているように感じました。

“エステラとの身分差”や”紳士への憧れ”を強く演出するには、原作に近い方が良いのかなと思います。

違和感4:エステラのセリフが終始、棒読みのようで、感情の変化がわかりづらかった

エステラは高慢で、冷たく心のない美しい女性という設定ですが、るりはなちゃん&乙華ちゃんエステラからは、高慢さや冷たさは感じませんでした。

特に最後にピップに抱きつき、エステラが「ゆがんだ心を元に戻したいの」というセリフが、何度観ても棒読みにしか聞こえず…。

“心がない”ことの表現だとは思うのですが、、、

るりはなちゃんは、RRRでは村の娘 “マッリ”を演じられていますが、このときも演技に違和感があったんですよね。。。

イギリス軍に連れていかれる村のシーンで、母は決死の形相で追いかけようとしているのに、一方の娘は”てってってっ”という感じであっさり連れていかれており、 温度差がすごいなと。

と、るりはなちゃん集中攻撃となってしまいましたが、ありちゃん推しがゆえ、娘役さんに対する目が厳しくなっちゃいますね!

お歌もすごくお上手な娘役さんなので、今後の成長をとても楽しみに応援したいと思います☺️

とはいえ、さすがの星組!安定感!

ピップの心情の変化を巧みに表現しきったありちゃんだけでなく、

  • 圧倒的な存在感で闇を演じ、ストーリに深みを与えたドラムルかのんちゃん
  • 絶対的な安心感のみきちぐ組長さん
  • 恐ろしい脱獄犯からダンディーなイケおじの輝咲玲央様
  • 幸がいかにも薄そうなミステリアスな雰囲気漂うハヴィシャム婦人の七星さん
  • 唯一の陽の存在 ハーバートのつんちゃん

といった方々も、本当に素晴らしかったです!

特に、つんちゃんは、ハマり役だったように思います。
明るく、爽やかで、親しみやすい感じ。ミーマイのウィリアムとかも似合いそう!

結論、やっぱりありちゃんは美しく、素晴らしい。

最後の光のシーンで、階段の上に登場したありちゃん。

何頭身なの!?顔小さ!!斜め45度のお顔、お人形さんのように美しいいいいい!!!!!

と、双眼鏡でガン見でした。

その後のスモークと紙吹雪舞う中で、楽しそうにイキイキと踊るありちゃんも、見ていてすごく幸せになりました(ほくほく♡)。

踊ることが本当にお好きなんだろうなぁ。

エステラを最後に強引に抱き寄せるキスシーンも胸キュン。

ありちゃんの娘役さんを見つめる優しい眼差しは、礼真琴さんのものとはまた違うんですよね。

心から愛おしそうに見つめるありちゃん、本当に大好きです。

夜明けチームが無事に千秋楽まで完走できますように!