妊娠6週から18週まで!フルリモート&管理職として働きながら乗り越えた、私のつわり奮闘記

はじめまして!私は現在35歳で、ほぼリモートの管理職として働いている妊娠9ヶ月の妊婦です。

実は今回の妊娠がわかる3ヶ月ほど前に、6週での流産を一度経験しています。なので、妊娠して〜12週くらいまでは、流産が怖くて、上司にブチギレるくらいには情緒不安定でしたし、1日1日が凄く遅く感じていました。

だけど、20週を超えた頃には精神的にだいぶ楽になりました!!

ほんとーに、辛いつわり時期よく頑張ったなって自分でも思うし、世の中の不安と闘っている妊婦さん全員を全力で労いたい。

なので、この記事では、私が実際につわり中に感じた身体の変化や食事、そして心境の変化について振り返ります。同じようにつわりに悩む妊婦さんの参考や励ましになれば嬉しいです。

いつか終わりが来ることはわかってる!ただただ今が辛いんだ!という今日を頑張っている全国の妊婦さんの心の支えに、少しでもなれますように。


1. 妊娠初期の私の状況

  • ほぼリモート&管理職: 朝9時半から夜10時(遅いときは11時)まで働くこともあり、常に脳も体もフル稼働。ストレスもあり、朝が調子は良くても、夕方16時頃には吐き気MAXに。
  • 妊娠6週~18週のつわり: 吐きづわりと食べづわりが入り混じり、体力も精神力もギリギリ。
  • 外出が難しく、ほぼ家にこもりきり: 仕事も自宅、プライベートも自宅。気分転換の少ない生活が続く。

このような環境の中で迎えた妊娠初期は、「毎日が重度の二日酔い」状態でした。

爪が割れたり、髪がパサついたり、頭皮からフケが大量に出たり……。
何日もお風呂に入る気力がなくて、ソファーの上から動けないこともありました。人生に対して悲観的にもなって、その日1日を生きることが、本当にきつかったです…


2. つわりのタイムラインと具体的症状

妊娠6~7週:食べづわりスタート

  • 食べづわり(妊娠6~7週目)
    空腹になると強い吐き気に襲われるため、こまめに何かを口に入れていました。
  • 夫に泣きながらブチギレ(妊娠7週3日)
    基本的には優しく、常に心配して寄り添ってくれる夫。
    ですが、ある日、辛い〜と愚痴ると、「そんなに辛いん??」と言われて、そんな嘘つかんわ!と泣きながらブチギレ。今思えば申し訳ないですが、それだけ心身が限界だったのだと思います。

妊娠7〜8週のときに、1週間ほどつわりが消えました。『もしかして、終わった!?』と喜んだの束の間、またぶり返し…。精神的に本当にきつかったです。

妊娠8~12週:吐きづわりのピーク

  • はきづわり(妊娠8週頃~)
    食べづわりは落ち着き、次ははきづわりに。何を食べても吐いてしまう。特に焼いたもの、油っこいものは見るだけで、胃がもたれそうでした。
  • 口の中が酸っぱく、水がまずく感じる(妊娠12週3日)
    普段は飲めていた水が、飲みにくいという不思議な感覚。
  • つわりが突然消える(妊娠12週5日)
    一時的に「治った!」と思った日が。けれど、その後も波があり、完全には終わらず。

妊娠13~14週:徐々に回復の兆し

  • 会社に請求すれば、一日8時間、週に40時間を超える労働を、妊婦は禁止にできる労働基準法をことを知る。(妊娠13週)
    私は管理職だったため、労働時間は完全に自己管理。といっても、仕事を早く終えられれば、上司から永遠に仕事が降ってくる状態。なので、仕事を断るための理由が必要でした。毎日9:30〜22:30は働いていましたが、人事に相談し、9:30〜18:30に変更してもらい、体がかなり楽になりました!
  • 夜中に2回ほど目覚める(妊娠13週)
    つわりのせいか、頻尿で眠りが浅い。
  • つわりが落ち着いてくる(妊娠14週0日)
    少しずつ吐き気の頻度が減り始め、光が少し見えてきた時期。
  • 微熱のような体のだるさ(妊娠14週6日)
    つわり特有の体調不良がまだ少し続く。

労働時間の変更で、上司と大揉めしましたが、赤ちゃんを守れるのは自分だけだ!と、権利を勝ち取りました。

妊娠15~18週:体調の波と新たな悩み

  • 性別が判明(妊娠15週3日)
    男の子でした♡
  • 坐骨神経痛で片方のお尻が激痛(妊娠16週3日)
    お腹が少しずつ大きくなることで体に負担がかかり、お尻に痛みが。
  • お腹が膨らみ始める(妊娠17週)
    見た目の変化が出始め、妊婦らしさを実感。
  • 頭痛・吐き気・坐骨神経痛が同時に(妊娠17週)
    つわりは軽くなりつつも、体の不調はまだまだ続く。
  • つわり期間中、最大の体調不良(妊娠17週3日)
    24時間、飲み食いしたものを5分以内に吐き続けるという1日が到来。体中のエネルギーがなくなり、ベッドから一歩も動けなくなる。セブンのマンゴーシェイクを教えてもらい、飲んだら、速攻回復!!!
  • 胎動を初めて感じる(妊娠17週4日)
    つらい中にも「赤ちゃんはちゃんと育っている」と実感できて、少し気持ちが救われる瞬間。

妊娠20週:精神的な落ち着き

  • マタニティブルーに(~20週)
    日常が味気なく感じ、自分自身がつまらない人間に思えたり…。長期的な不調は心もむしばんでいきました。
  • 精神的に落ち着きを取り戻す(20週〜)
    一定の時期を過ぎ、つわりがほぼ落ち着くとともに気持ちが安定。これまでの世界が少しずつ色づいて見えてきた気がします。

3. つわり中に好きだった食べ物

吐きづわりや食べづわりで苦労しつつも、下記のものは比較的食べやすかった・おいしく感じられたフードです。

  1. 野菜(生野菜・温野菜)
    • 胃がもたれにくく、さっぱりした味わいで助かりました。シャブシャブ野菜も◎。
  2. 白湯(妊娠初期)
    • ほんのり温かい白湯は飲みやすかったです。
  3. 味噌汁
    • 暖かい汁物が好きだったのかも。
  4. ぶどう
    • フルーツ特有の甘みと酸味がちょうどよく、口当たりがさっぱり。
  5. セブンのマンゴーシェイク
    • マンゴーには葉酸やカリウムが豊富で、つわり軽減にも期待が。甘くて冷たい飲み物が飲みやすかったです。
  6. 和のチカラ
    • マグネシウムが豊富で、便秘やつわり軽減に効果があると感じました。
  7. 黒豆茶
    • ちょっとお高めですが、めちゃくちゃ美味しい!麦茶はすぐに飽きてしまいましたが、黒豆茶はつわりが終わった今も飲み続けています。アンチエイジング効果や冷え性にも良いみたいです◎
  8. コンビニのおにぎり
    • 食べづわりにはちょうどよいサイズ。味のバリエーションも豊富で助かりました。

特におすすめしたいのが、マンゴーシェイク!!!!つわりに効果抜群!!!!カリウムの力は偉大だと知りました。


4. つわり中の心境の変化

  • 妊娠12週までは流産が怖い
    常に「ちゃんと赤ちゃんは育っているのか」を不安に感じ、1日がとても長く感じられました。ネットでつわりや流産リスクを調べるほど不安が増すという悪循環に…。
  • 誰とも会いたくない、無関心になる
    とにかく体がしんどいので、他人と関わる気力が出ず。「夫さえいれば十分」という閉じこもりスタイルでした。

もう本当に何もやる気が起きなくて、ソファーから動けなくなることもしょっちゅうでした。自分がつまらない人間になったように感じて、日々が真っ暗に見えるというか……。今思えば、あれはすべてのエネルギーを赤ちゃんに持っていかれていたんだと思います。

  • 妊娠20週ごろには落ち着きを取り戻す
    つわりが落ち着き、お腹の赤ちゃんも安定期に入り、心も徐々に穏やかに。「ああ、やっと人間らしい生活が戻ってきた…」と思えました。

5. つわり対処法・工夫したこと

  1. 外に出て気分転換
    • ベッドから動けないほどつらいときでも、夫が散歩に連れ出してくれると、気がまぎれる感覚がありました。近所のコンビニでもOK!家にこもりきりだと、つわりに意識が集中しがちで、余計に症状が悪化していました。
  2. 「吐く」ことに慣れていた
    • 私は喉に指を突っ込んで吐くことにも抵抗がなかったので(飲兵衛です笑)、『はきそう!』と思ったら吐いてしまう。そうすると一時的に落ち着くことが多かったです。
  3. お腹を圧迫しない
    • お腹の上に手を置くだけでも不快感が強く、ゆったりした服装や姿勢を心がけました。
  4. たんぽでお腹を温める
    • つわり期間中に大活躍したのが湯たんぽ!温めていると、気持ち悪さが軽減されたので、おすすめです!

6. まとめ

妊娠初期って、本当に辛いですよね、、
世の中の妊婦さんは偉い!頑張ってる!!!!!!
社会はもっと、つわりの辛さを認知するべき!

振り返ってみると、妊娠6週から18週は本当に「暗黒期間」でした。フルリモートで長時間働きながら、管理職として責任を果たすプレッシャーもあり、体も心も限界ギリギリ。それでも何とか乗り越えられたのは、夫の支えと、自分に合った食事・対処法を少しずつ見つけられたからだと思います。

今思えば、体のエネルギーが全部赤ちゃんの育成に持っていかれていたんだと感じます。当時は『こんな状態、いつ終わるの?』って思い詰めてましたけど、本当に終わりは来るんだ、ってことを今の私なら伝えてあげたいです。

流産の不安や体調不良からのメンタル不調など、妊娠初期は本当に辛いことが多いですが、赤ちゃんが元気に育ってくれていると思うと、少しずつ前向きになれる瞬間がきます。いつか“あの頃はつらかったけど、乗り越えたな”と思える日が来るはずです。

どうかご自身を責めたり追い込んだりせず、周囲の人にどんどん助けを求めてくださいね。