ある日、Magic Mouseの電池の交換をしようとしたら「蓋が開かない……?」。
実はこのマウス、いただきものだったのですが、気づけば10年近く使っていました。新品の頃ならサッとスライドできた蓋が、歪んできたのか、びくともしない状態に。
しかも古いからか、ネットで調べても解決方法が出てこない!
そこで今回は、私自身が試してうまくいった開け方を共有します。さらに、蓋を閉じたあとの再発防止策もまとめました。
Magic Mouse の蓋が開かない理由
構造的な問題
Magic Mouse の背面には、蓋を固定する黒いボタンがついています。新品の頃はスムーズにスライドしていたはずが、経年劣化やほこりの混入などで固まってしまうようです。特に長期間使わずに放置していると、サビや摩擦が生じてロックが強くなるケースもあります。
古いモデルで起こりやすい
私のものもそうでしたが、10年ほど前のモデルは特に開閉が固くなりやすい印象です。「なんとか力を込めれば開くかも」と無理やりこじ開けると破損リスクが高いので、まずは本記事で紹介する方法を落ち着いて試してみてください。
事前に準備するもの(マイナスドライバー1〜2本)

差し込む隙間が小さいので、先端が薄めの細いタイプがおすすめです。もしマイナスドライバーがなければ、他の工具や細いヘラでも代用できるかもしれませんが、扱いやすい道具を選びましょう。
実際の開け方ガイド
1. 黒いボタンをしっかり上に押し上げる

まずは正規の方法でトライ!
黒いボタンを矢印の方向へスライドさせ、これで普通に開けばラッキーですが、開かない場合は次のステップへ。
※写真にセロハンテープが写っているのは気にしないでください 笑
2. 蓋の横(上の方)にマイナスドライバーを差し込む

ここでドライバーが登場!また、ドライバーを差し込む位置がポイントです。
STEP2で説明した黒いボタンを押し上げた状態で、写真の位置(蓋の「上の方」)を狙ってドライバーを強引に差し込みます。
1mm以下の細い隙間なので、小さなドライバーでないと入りません。
指で黒いボタンを押し上げた状態を維持するのは難しかったので、私はもう一本のマナスドライバーを使って、押さえていました。(二刀流の状態ですね。笑)
また、最初は黒いパッキン部分?も蓋にくっついて外れるのかと思っていたのですが、外れません!お気をつけて!
3. ゆっくり力をかけてパカッと開ける

差し込んだドライバーを少しだけひねって、蓋を持ち上げてみてください。
焦らずゆっくり行いましょう。パカっと蓋が開いたら成功です!
また蓋が開かなくなるのを防ぐ方法

ここでセロハンテープの出番です。
写真のように蓋をぐるっとテープで巻き、マウスの裏側に鍋の持ち手を作るような要領でくっつけます。
すると、次に開けるときは爪などで黒いボタンを押し上げながら、テープの持ち手を引っ張るだけで、簡単に開けられます。
工具も使わないので、蓋に傷も付きません◎
まとめ
Magic Mouse の蓋が開かないときは、本当に焦ってしまいますが、ポイントを押さえれば意外と簡単に対処できます。もし同じように蓋が開かずにお困りの方がいらっしゃったら、ぜひこの方法をシェアしてみてください。
放置していた古い Magic Mouse も、ちょっとした工夫でまた快適に使えるようになります。ぜひお試しあれ!